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バルトブルグ城と聖エリザベート [音楽]

みなさんこんにちは。

週末は復活祭(イースター)です。
街中は卵やウサギの装飾でいっぱいですが、
今年はイースター記事ではなくドイツのお城の話です。

ドイツのお城といえば、バイエルン州のノイシュバンシュタイン城を思い浮かべる人が多いと思います。
Neuschwanstein.JPG
(ノイシュヴァンシュタイン城)

しかし、今回はノイシュヴァンシュタイン城ではなくチューリンゲン州にあるバルトブルグ城の話です。このバルトブルグ城にまつわる話を今日から数回に分けて紹介したいと思います。


バルトブルグ城はドイツの中央に位置するアイゼナッハの山頂に建つ古城で、眺めも素晴しくこれからの季節はとても気持ちのいい所です。
Wartburg.jpg
11世紀にチューリンゲン伯が建築を命じたもので、以後1000年に渡って様々な歴史と伝説が刻まれた場所です。
13世紀の吟遊詩人(ミンネゼンガー)たちの歌合戦伝説の舞台となった城でもあります。
そしてこの伝説をもとにワーグナーが作ったオペラが歌劇「タンホイザー」です。

それから
宗教改革(16世紀)のマルティン・ルターがザクセン選帝侯の庇護のもと隠れ住み、聖書をドイツ語に翻訳した場所でもあります。

さらには
聖エリザベート伝説が伝わるのもここバルトブルグ城です。

伝説となっているこの聖エリザベート(1207~1231)とはだれなのでしょうか。
Elisabeth.jpg
ハンガリー王女として生まれ、4歳にしてチューリンゲン方伯に嫁ぐためバルトブルグ城にやってきた女性です。
この地で方伯妃になりますが、十字軍の遠征で夫を亡くし城を追われ、マールブルグへ子供二人を連れ移り住みます。
そして救貧院を建て苦しむ人々のために尽くし24歳の若さでこの世を去ったと云われています。

この聖エリザベートの生涯や伝説を伝えるフレスコ画(壁画)やガラスモザイク画が、後の時代(19世紀~20世紀)になってバルトブルグ城内に制作されました。
そのうちの一つがこれ。
rosenwunder.jpg
画家モーリッツ・フォン・シュビンド(Moritz・von・Schwind)のフレスコ画(19世紀末)で、聖エリザベートにまつわる伝説が描かれています。


それが★バラの奇跡★(Rosenwunder)です。

エリザベートが町の貧しい人達にパンを分けていました。
するとそこへ馬に乗った夫(方伯)がやってきて訊ねます、
「君はここで何をしているのか?」
するとエリザベートは
「花を摘みにきた」
と答えます。
そして手元のパンを夫に見せる時、パンはバラに代わった。

という話です。


いかがですか?
次回は聖エリザベートとリストの話です。



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